本日は私たちの工場に、福岡市内より見学のお客さまがいらっしゃいました。
木工関係者の方がお見えになることはしょっちゅうですが、今日は女性のお客さまばかり！パッと見は、ご新築を機に家具の下見にいらっしゃったかのような女性陣ですが、実は『大川家具モニターツアー』と題されたスペシャル企画の一環。展示スペースだけではなく、家具作りの現場も視察の対象とあり、工場のなかのさまざまな工程を見ていただきました。

婚礼家具の産地として大きくなった大川の家具作り。今では作る内容も変わりましたが、私たちの工場では同じ場所でほぼ同じ機械を駆使し、暮らしに合ったものづくりに取り組んでいます。収納するための箱モノ家具、天然の無垢材を使ったテーブルやスツールなどの脚モノ家具、収納する箱モノを脚部で支えるキャビネットやチェストなどなど・・・各工程でいろいろな機械と手仕事が融合しています。

ほとんど機械で作るんでしょ？
いえいえ、けっこうハンドワークですよ？
ざっくばらんに女性同士、おしゃべりしながらいろいろ見ていただきました。

ご覧の通り、年季の入った工場で暮らしを支える家具を研究して作っています。それは、“家具産地が続けてきたこと”の延長線であり、“産地だからできること”でもあります。婚礼家具を大事に長くお使いいただいた方々、そして次の世代の方々にもお使いいただきたいと強く思い、材料から吟味しています。

お越しくださったみなさま、企画された大川観光協会のみなさま、本日はありがとうございました。機会がございましたら、ぜひまた大川へ遊びに来てくださいね！